ふとっちょママのハイリスクなマタニティライフ!妊娠と糖尿病

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はじめに

私は、ハイリスク妊婦でした。

次男妊娠中【妊娠糖尿病】と診断され、長女妊娠中には【糖尿病合併妊娠】と診断を受けました。2回ともインスリン注射で対応していました。出産時次男は巨大児だったけれど、結果的に2回ともお産自体は軽く、赤ちゃんの低血糖もありませんでした。

でも、やはり妊娠中は不安も大きかったです。

今回は、妊娠と糖尿病について分かりやすく書いていきます。

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病は、血糖値を下げるインスリンの効き目が落ちたり、効かなくなったりして、血糖値が高くなる病気で、「Ⅰ型糖尿病」「Ⅱ型糖尿病」「妊娠糖尿病」「遺伝子の異常やほかの病気が原因となる糖尿病(遺伝子異常、肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫異常などの病気や、薬剤が原因となって引き起こされるもの)」のタイプがあります。

Ⅰ型糖尿病は、膵臓のβ細胞が攻撃されて破壊し、インスリンが分泌できなくなることで発症します。子どもや若年層に多く、日本人の発症率は比較的低いそうです。

Ⅱ型糖尿病は、インスリンの分泌不足や分泌のタイミングが遅れる「インスリン分泌障害」と、効き目が悪くなる「インスリン抵抗性」により起こります。多くは中高年以降に見られ、日本人の糖尿病患者のほとんどはⅡ型です。私自身は糖尿病であるとも、そうでないとも言えない状態(境界型)なのですが、タイプで言うとⅡ型です。

私自身は糖尿病であるとも、そうでないとも言えない状態(境界型)なのですが、タイプで言うとⅡ型です。

妊娠と糖尿病

妊娠すると、胎盤から出されるホルモンの影響で血糖値が上がりやすくなります。この胎盤から出るホルモンは、インスリンの働きを抑える動きをします。また、胎盤からはインスリンを壊す働きの酵素も出来、妊娠中はインスリンが効きにくい状態となります。そのため、妊娠中…特に妊娠後期は高血糖になる場合があり、一定の基準を超えると糖代謝異常を指摘されます。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病とは、妊娠中に発症した糖尿病ではなく、妊娠中に発見された糖代謝異常のことです。妊娠糖尿病になりやすい体質・原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 糖質の過剰摂取
  • 運動不足
  • 肥満
  • 家族に糖尿病患者がいる
  • 高年妊娠(35歳以上)
  • 尿糖の陽性が続く場合
  • 以前、大きな赤ちゃんを産んだことがある人
  • 原因不明の流産、早産、死産の経験がある人
  • 羊水過多
  • 妊娠高血圧症候群、または過去に既往がある人

私の場合、糖質の過剰摂取(甘いもの大好き♡)、運動不足、肥満、両親ともに糖尿病…妊娠糖尿病になる原因に当てはまるものばかりでした。

糖尿病合併妊娠

妊娠前から糖尿病がある人が妊娠した場合は、糖尿病合併妊娠となります。

糖尿病がある女性が妊娠を望む場合、血糖コントロールや腎症、網膜症、薬の管理などの問題があります。事前に血糖を十分に管理した上で、計画的に妊娠することが望ましいとされています。

妊娠中の明らかな糖尿病

妊娠前から診断されていない糖尿病があったかもしれないという糖代謝異常のこと。

私の場合はここに当てはまります(長女妊娠時)。次男妊娠中は妊娠糖尿病との診断を受けていたのですが、出産後の検査では「境界型」と診断されその後のフォローは特にありませんでした。その後、2歳差で長女を妊娠して初期に受けた血液検査の結果、妊娠前から高血糖状態だったことが分かり、「妊娠糖尿病ではなく、糖尿病合併妊娠です」と言われました。

診断方法

血糖検査の種類にはいくつか方法がありますが、妊娠初期に「随時血糖検査」、妊娠中期に「50gGCT」を行うことが推奨されています。これらの検査で基準以上の値が出ると、妊娠糖尿病の可能性があるので、確認検査として「75gOGTT」を行います。

【随時血糖検査】:食事時間に関係なく血糖値を測る検査です。100mg/dl以上は高血糖(血糖値が高い)と判定、「75gOGTT」という糖尿病を診断する検査を行います。

【50gGCT】:食事時間に関係なくブドウ糖50gを飲み、1時間後に血糖値を測る検査です。この検査の対象は妊娠初期の随時血糖検査で正常だった人と、随時血糖検査で基準値異常のため75gOGTTの検査を受けた結果、妊娠糖尿病の心配はないと診断された人です。140mg/dl以上は、「75gOGTT」の検査を行います。

【75gOGTT】:糖尿病を診断する検査です。朝食抜きで受診し、ブドウ糖75gを飲む前、飲んでから1時間後、2時間後の計3回、血糖値を測る。空腹時100mg/dl以上、1時間値180mg/dl以上、2時間値150mg/dl以上のうち、2項目を満たせば妊娠糖尿病と診断されます。

私は75gOGTTを受けた経験があるのですが、空腹の状態でブドウ糖の入った甘いサイダーを一気飲み…私はつわりは軽かったのですが、それでも結構辛かったです^^;

母体・赤ちゃんへの影響

私が糖尿病を指摘されて一番気になったのは、赤ちゃんへの影響でした。妊娠時の高血糖は、母体・胎児ともに様々な影響を及ぼす可能性があります。

【母体への影響】:帝王切開率の上昇(赤ちゃんが巨大児になることがあるため)、妊娠高血圧症候群、流産・早産、羊水過多、感染症の併発など

【赤ちゃんへの影響】:巨大児、肩甲難産、子宮内胎児死亡、新生児低血糖、新生児高ビリルビン血症、低カルシウム血症、呼吸窮迫症候群、小児~成人期の肥満・メタボリックシンドロームなど

わが家の場合、次男は4264gの巨大児で肩甲難産(分娩時間は短かったのですが)、鎖骨骨折となりました(骨折に関しては、特に治療はせず自然治癒しました)。

妊娠中の血糖値の目標値

血糖値

血糖値は 採血した瞬間の血糖値を反映しますが一定の期間内での血糖値の変動や平均値を知ることはできません。目標値は以下の通りです。

  • 食前血糖値 ➤ 60~100mg/dl
  • 食後(食べ始めから)1時間後 ➤ 140mg/dl以下
  • 食後(食べ始めから)2時間後 ➤ 120mg/dl以下

HbA1c(エイチビーエーワンシー)

HbA1 c値は過去約1~2ヶ月間という長期間の血糖コントロールの指標になります。HbA1c値は、血糖値が低ければ減少し、高ければ増加します。

目標値は5.8以下です。

GA(グリコアルブミン)

GAは約2週間前後という短期間の血糖コントロール指標です。GA値は、血糖値が低ければ減少し、高ければ増加します。

目標値は15.7%以下です。

妊娠中の薬物療法

妊娠前から妊娠中、出産後の授乳期の治療にはインスリンを使用します。糖尿病の飲み薬やインスリン以外の注射製剤を使用している場合は、赤ちゃんに影響してしまうこともあり、原則インスリンへの切り替えが必要です(インスリンの中でも、妊娠中の使用の安全性がほぼ確立しているものと、そうでないものがあります)。

また、インスリンポンプや持続血糖測定器を使用して、血糖値を詳細に確認しながら細やかな血糖管理を行うことがあります。

私も、妊娠中は医師の指示に従って血糖測定器で血糖値の測定を行い、インスリンで血糖管理を行っていました。私が使っていたのは、食前が超速効型インスリンの『ヒューマログ』、特効型溶解インスリンのレベミルの2種類でした。

出産後

出産後はホルモンを出していた胎盤がお母さんの体から出るため、インスリンの必要量は速やかに減ります。授乳によりさらに血糖が低下することがあるため、出産後も注意深く血糖管理を行うことが大切です。

授乳期間中もインスリン治療を継続する場合は、授乳の際に低血糖が生じないよう、授乳前に補食が必要になることがあります。

私の場合は出産後も血糖測定は行っていたのですが、インスリン治療は中止となりました。産後1ヶ月くらいで血液検査と75gOGTTを受け、次男出産後も長女出産後も境界型糖尿病と診断されました。次男のときは「特にフォローは必要なし、職場などで受ける健康診断を受けてれば大丈夫」と言われていましたが、長女出産後は半年ごとに糖尿病内科を受診しフォローを受けています。

参考

こちらのホームページを参考にさせていただきました。どちらも妊娠と糖尿病について詳しく、そして大変分かりやすく書いてあり、とても参考になります。

公益社団法人 日本産科婦人科学会

国立開発研究法人 国立成育医療研究センター

終わりに

妊娠中はただでさえ不安なことも多いのに、糖代謝異常を指摘されたらさらに不安になりますよね。私もそうでした。

でも、しっかり血糖を管理することで元気な赤ちゃんを産むことが出来ました!出産時巨大児だった次男も3歳となり、標準体型で元気にすくすくと大きくなっています。

私自身も半年ごとに糖尿病内科でフォローは受けていますが、食事療法のみ(かなりゆるくやっています^^;)で元気に過ごせています。血液検査では空腹時血糖・GAは問題がないものの、HbA1cが高めなので、食後血糖が高いのではないかということで、やはり境界型だと言われています。

これからも元気で過ごすために!ダイエットも兼ねて、食事療法(糖質制限)も頑張っていこうと思います。

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